株式会社エンバイオ・ホールディングス(東証マザーズ:6092)グループ土壌汚染調査・浄化 株式会社エンバイオ・エンジニアリング

採用情報 > メールでのお問い合わせはこちら

ハンドヘルド型蛍光X線分析器を用いた汚染原因の判定分析

汚染物質 ふっ素及びその化合物、砒素及びその化合物、ほう素及びその化合物
対象地情報 湾岸エリアの埋立地に建設された工場
対策の対象面積 約47,000m2
区域指定の有無
主な調査技術 ハンドヘルド型蛍光X線分析
調査機関 スクリーニング調査、ボーリング調査、室内分析 5ヶ月

対象地では、事業を目的とした借地を行い、借主が事業用建屋(工場等)を建設して事業を行い、事業完了時には原状回復をして返却する契約を締結しようとしていました。そのため返却時の土壌汚染調査で何らかの汚染が判明した場合、その汚染がもともと存在していた汚染なのか、それとも新たな事業により発生した汚染なのかを判断する必要がありました。
当該対象地では、借地契約に先行して実施された調査において、ふっ素、砒素、ほう素による(埋め立て材料由来や自然由来と推察される)土壌汚染が認められていました。予定されていた新たな事業ではこれらの特定有害物質を含む原料を使うことが予定されていました。そのため、将来の事業完了時に実施される調査でもこれらの汚染物質が同じように検出されることが予想され、人為由来の汚染が発生していた場合の責任の所在が分からなくなる恐れがありました。
そこで、土壌汚染の原因が借地する前から存在していた(埋め立て材料由来や自然由来の)汚染であるのか、借地期間中の事業によって発生した(人為由来の)汚染であるのかの判断に資するデータを取得することを目的として汚染原因の判定分析を行いました。
このような目的の分析では、土壌汚染が認められた地点の土壌がどのような性質のものなのかを詳細に調べる必要があります。土壌は不均質であるため、土壌の採取地点によっては分析対象に不適切なものもあり、評価に利用できない調査地点も数多くあることが想定されました。調査地点を均等に分割して採取する通常の土壌汚染調査とは異なり、分析に必要な調査地点をスクリーニングすることにしました。このスクリーニングに今回はハンドヘルド型蛍光X線分析を用いました。ハンドヘルド型蛍光X線分析は、ポータブルの蛍光X線分析器で、数十秒~数分で対象物にどのような元素が含まれているのかを計測することができます。この方法により、現地にて汚染原因の判定分析に適した土壌試料を採取することができ、埋め立て材料由来、自然由来および人為由来の汚染の別、汚染の原因、対象深さなど、将来の土地取引に資するデータを得ることができました。

  • 事例一覧
  • 業種別提案
  • 土壌汚染浄化技術

お問い合わせ

お問い合わせ

相見積のお問い合わせもお気軽に。セカンドオピニオンとしてもご活用ください。土壌汚染に関するご相談:03-5297-7288 製品に関するお問い合わせ:03-5577-5528

お問い合わせ